レースを絞るという意味で、自分が苦手なレースを知るということが重要です。
収支をつけていくと同時に、レース場やグレード、いつの何レースなど
可能な限りデータを残して、後から見返すことが出来る様にしておくのも1つです。
ある決まったレース場だけ、他より結果が出ていないようであれば
そのレース場はしないという選択もあります。
ここでは自分の場合をご紹介したいと思います。
あくまで個人的なものなので、それぞれ違うと思いますが、ご自身の場合を考えてみてください。
まだまだ発展途中、だからこそ分からないルーキー戦
ボートレースにおけるルーキー戦は選手登録から6年未満の選手だけで行われます。
まだまだ選手自身のレースが確立されておらず、何が起こるか分からないレースと言えます。
まずスタートが想定出来ません。
この選手は基本的に早い、遅いというのが確立されてなく、
過去のデータもあまり参考になりません。
ボートレースにおけるスタートが想定出来ないというのは、その後の展開も想定出来ないということになります。
ターンマークでの攻防も、まだまだミスが多い状況でどうなるか予想が困難です。
通常の展開通りにはならないこともしばしばです。
予想をする上で決定的な部分が少なすぎるので、私自身はやらないレースの1つにしています。
不確定要素が多すぎる、前付けレース
前付け(進入隊形が枠なりでない)レースも私は見送ることにしています。
今村暢孝選手や深川真二選手などに代表される、前付けから内枠で走ることを前提としている選手がいる場合や
ここぞという重要な場面では前付けに行って、勝負に出る選手がいる場合など、
状況は様々ですがこれらのレースでは、本番も展示通りに並ぶのかどうか。
また、スタートで遅れる選手が出てくるかどうかなどの見極めが難しくなります。
展開予想はあくまでも、その艇が想定したコースからスタートしてくれなければ成り立ちません。
予想と本番でコースが変わりそうな場合は、リスクが大きいと判断します。
ピット離れで遅れそうな場合も同様で、本番遅れるかどうか分からない様な場合は『見』します。
人によっての別れどころ、中途半端にしない女子戦
ボートレースをやっている方の中には、女子戦が得意な方も多くいらっしゃると思いますが、
私は苦手としています。
なのでこれもキッパリと割り切ってやらないことにしています。
これまでのいくつかの記事で展示航走とデータ、その両方を上手く使うことが重要と記載してきました。
それらの使い方や配分を、これまでの経験から感覚的に使っている訳ですが、女子戦というのはその感覚的部分とヅレを感じます。
自分が特に感じる部分は、レースにおける隣の艇との間隔です。
男子中心レース。特にグレードが上がれば上がるほどですが、ターンマークでの6艇それぞれ密集具合が違います。
狭いところでの勝負という言い方もできるかも知れません。
そういったレース展開を普段予想していて、急に女子戦をやってみると
展示での舟足と、レース結果が全く噛み合いません。
自分の予想と結果が違うということは、予想の過程で間違っているということです。
女子戦を買っていくのであれば、徹底的にそこに特化するべきでしょう。
上記はほんの一例ですが、ボートレースで勝つということに特化していくと
企業の様に結果が出ないものは排除していくようになります。
細かくデータをつけていくことが苦手な方もいると思いますが、少しづつ自分自身の弱点を探してみてください。
「そういえば何となくこういうレースは当たらないなぁ」
といったものが思い当たらないでしょうか?
浮かばない方はこれからは少し気にしてみましょう。
ちなみに私は江戸川もやりません。
本番レースでスタートから真っ直ぐ走っているだけの艇が、
波で転覆したのを見てこれは無理だと判断しました。
コメント