今回は展示航走ではなく、実際のレースでの走りです。
展示航走から舟足を推察して予想する際、展開予想をする必要があります。
1号艇のターンマークの周り方でその後の艇の選択肢が変わってくる為、
1号艇の走り方は非常に重要です。
1号艇の走り方は何パターンかに別れると思いますが、今回は岡崎恭裕選手の場合です。
岡崎恭裕
登録番号 4296
福岡支部
岡崎選手の第1ターンマークから考える展開予想
岡崎選手が1号艇(1コース)で走る場合、最もオーソドックスな旋回の仕方と言えます。
ターンマーク手前でしっかり減速し、
3号艇の旋回に合わせてターンマークを回っていく形となります。
2023年3月16日平和島SGボーレースクラシックより
まずしっかりと減速することで2号艇が差しにくい状況を作ります。
差しに構えた2号艇は、1号艇が早くターンマークを回ってくれなければ
長い時間待つ状況になります。
そうなると1号艇の船尾と2号艇の船先の空間が、あまり空かないという状況になりがちです。
その結果3号艇がまくり差しで入るスペースも無いということになってきます。
3号艇は自然と外マイになり、1号艇の岡崎選手は3号艇の握り込みに合わせて回っていきます。
逃げる予想なら2、3号艇の関係を考慮
スタートがある程度揃った場合はこういった状況になり、その上で各艇の舟足を考慮して
展開予想をすることができます。
この場合2号艇の待つ時間が長い為、以前ご紹介した2、3号艇の関係が非常に重要になってきます。
スタート後抜け出す艇がいて、1号艇の岡崎選手と直接対峙するようであれば
その艇に合わせる様に回ることになり、タイミングによってはまくり切られ、
またはターンマークを外れ差されるという様な状況が出てきます。
しっかり減速することが前提なため、スタートで後手を踏む様な場合は厳しい展開になってきます。
実際にレース予想する場合にはこちらも参考にしてみてください。
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