そもそも展示航走なんて見る意味あるの?
よく言われますが、むしろ見なければいけないと思っています。
「データだけで十分結果を出しているから必要ない」
という方は意味のないものだと思います。
しかし
「見方がわからない」
「分かっているけど。中々当たらない。」
見方が分からない方はもちろんですが、
分かっている方も、もう一度改めて確認してみてください。
展示航走とは?何を確認するのか。
まず前提として、選手に対して
[ 展示航走では100%の能力を発揮すること。]
というルールがあります。
それでも全ての選手が本番レースと同じように走っているとは限りません。
しかし展示航走で見る部分というのはそこでは無く、
エンジンとプロペラの調整具合です。
選手が本気かどうかに関わらず、機械的な能力は変わらない部分です。
例えばスタートで伸びる艇は選手の運転の仕方で伸びているのではありません。
(ボートをしゃくって跳ねさせるというのはありますが、あくまで伸びを後押しするものです。)
旋回で横流れするのも、出足の強さも同じです。
展示航走後は本番レースが終わるまで、選手は整備することは出来ません。
もしボートレースが選手の操縦技術で勝敗が決まるのであれば、
特定の選手ばかりが勝つでしょう。
そうならないのは、ボート、エンジン、プロペラによる
機械的な能力の差があるからです。
よく選手の腕の差という人がいますが、むしろ調整する腕の差と言えます。
どんなに調整してもダメなエンジンはあり、操縦技術だけでは補えないこともあります。
展示航走だけで勝てるわけではない。使えるものを最大限に。
展示航走だけ見ればボートレースで勝てる、というわけではありませんが、
非常に重要です。
同じくデータも重要です。
当日の状態と過去のデータ
それらを上手く使いましょう。
出走表だけを見て
「この選手のこのコースは来る」
「この選手は下手だ」
といった先入観ではなく、予想になり得る「何か」を見つけましょう。
それがデータでも良いですし、展示航走でも構いません。
その他にもあるのであれば、判断材料は多いほど良いです。
最初にご紹介したいくつかの展示航走の見方を、
1度見ただけで勝てる、当たるということは無いと思います。
他の記事でも書いていますが、繰り返し反復練習することで
次第に見方が身に付きます。
選手の特徴も理解し、6艇のレース展開を予想する想像力も必要です。
ボートレースに [ 運 ] はあまり必要無いと個人的には思います。
あるとすれば当たった時の配当(オッズ)がいくらかという部分でしょうか。
舟券を外した時には、外した原因があるものです。
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