舟券を購入したものの、本番になって
「あ〜進入が変わったぁ〜」っていうのありますよね。
この進入隊形を予想する上でも、展示航走をピット離れから見るのは重要です。
誰がどのコースかによって、舟券予想は変わるものです。
選手はエンジン、プロペラを調整してレースに挑むわけですが、
毒島誠選手に代表されるようにピット離れ仕様という調整も可能です。
展示を見ずに、いざ本番レースになって進入が変わっていた。
なんてことが無いように、予防可能な手段としてきちんとピット離れも展示で見るべきです。
また、舟足の確認に役立つ情報も。
こんなピット離れは危ない
何事もなく、6艇が同じ様にピットから出てきて枠なりになる場合と、
例えば2号艇が展示でピット離れが悪かったが
ギリギリ自分のコースを守った。
2023年5月28日尼崎マンスリーBOATRACE杯より
という場合では、同じ枠なりの結果でも大きく考え方が変わります。
コースを取られそうな危ない場面があれば、
本番ではコースを取られるかも。
という考えを持って予想をしなければなりません。
本番ではどうなるか分からないから、このレースは買わない。
という選択肢もある訳です。
ボートレースで勝つ為には、
どうなるかを予想出来る明確な理由が無い時は、舟券を買わないというルールを自分で持つのが重要です。
もちろん展示を見たからといって全てのレースで進入を当てることは不可能です。
そもそもピットを出てから第2マーク裏側へ行き、スタート方向へ向かうまでは作戦待機行動。
選手それぞれが勝つ為の作戦があるわけで、
前付けをある程度抵抗して途中で止める。
伸びる人の外側を取る。
自分の船足を考えて、展示とは違うコースに入るのも作戦なのです。
年配の方は最近のレースは枠なりばかりでつまらない。
という方もいらっしゃるでしょう。
昔に比べ、現在は作戦待機行動中のルールが多く複雑になっているそうです。
ルール違反があれば対象選手はレース後に減点となり、1節間を戦う上で不利になってしまうので
結果的に枠なりのレースが増えている訳です。
ピット離れを見るべきもう1つの理由
ピット離れの足は出足に通じるということです。
間違えてはいけないのは
ピット離れの足 = 出足
ではないということ。
ピット離れの足 ≒ 出足
の様な感じでしょうか。
ピット離れでいいのは
ピットから出る瞬間ではなく、
ピットから出る際、艇が1度起き上がって着水後、
クックックッ
と出てくる感じです。
言葉で説明するのは難しいですが、
2023年4月11日尼崎BTS鳥取開設12周年記念 鳥取市長杯より
この2号艇の様な感じでしょうか。
こういう艇は周回展示も注目して見るべきでしょう。
ピット離れは出足に通じるというのを考えてみると、
阿波勝哉選手に代表される伸び型の選手は、ピット離れで出ることは無く、出足もない。
逆に最初に例を挙げた毒島誠選手の様な、出足型だとピット離れも良くなる訳ですね。
ピット離れという意外と注意を払わないポイントも、様々な情報を得ることが出来ます。
些細なことも見逃さないつもりで展示航走を確認し、
使えるものは最大限に利用して舟券予想をして下さい。
コメント
いつも妻に嘘をついてまでボートレースに行きいつも負けています。もう半分病気なのではと自覚しています。でもこのブログに出会えたことでボートレース予想のレベルアップを目指して頑張れそうです。いつか妻に小遣いを渡せるくらい大勝して大きな顔をして舟券を買いに行けるよう頑張るぞ!