展示航走から考える、3号艇のまくり差し

ボートレースで6艇それぞれのコースから1着を取ろうと思うと、

各コースにおいて求めらる舟足や、条件があります。

スタートで特別抜け出さない限り、

3号艇(3コース)の選手が1着を考えた時の最初の選択はまくり差しです。

この3コースからのまくり差しが決まるにはいくつかの条件があります。

それらのいくつかを考えていきたいと思います。

※ あくまで3号艇3コースからのまくり差しが期待できるというものです。

  必ずまくり差しが決まる、もしくはこの条件出なければ決まらないというものではありません。

3号艇まくり差しを期待できるスタートからターンマークへの隊形

まずはスタート展示の見方で取り上げた様に、ターンマークへの隊形を予想します。

これは当然ですが、1、2号艇が遅れたり、3号艇が1艇身近く伸びるなど

3号艇が1、2号艇に対してあまりにも差をつけてしまうとまくり差しではなく

[まくり]になってしまいます。

また、これも当たり前ですが、4号艇以降の艇がまくれるほど伸びてきてはいけません。

横一線でも十分なだけの舟足の差があれば良いですが、

4号艇以降が出てこなければ以下のような隊形が理想です。

1-1

2号艇が少し凹む。

まくられるほどではなく、若干凹む程度。

又は、

1-2

3号艇が少し出る。

1、2号艇に対して3号艇が少し先行する隊形。

この様な隊形になると、1号艇にして見れば3号艇を警戒せざるを得ず

ターンマークを外す要因にもなりますし、

そこまで外すことなく回っても、次に挙げる舟足の差があると3号艇にチャンスを与えてしまいます。

3号艇まくり差しを期待できる周回展示

まずは周回展示の見方で良くない例を確認してください。

2-1

1号艇と2号の両方に周回展示の見方で挙げた良くない例 1-1 〜 2-3

いずれかの状態が見られる。

1号艇だけに限って言えば、1-2 (ボートの角度が余り変わらない。)

という部分だけの不安であれば、レース場によっては逃げることもあるでしょう。

大村に代表されるコース幅の比較的広い場所なら、ある程度のスピードと

出足があれば3号艇が届かない場合もあります。

なおかつ、

2-2

3号艇に周回展示の見方で挙げた良くない例が見られず、

向きが変わるところから、常にボートが押されるように進行方向へ進み続ける。

2022年5月29日宮島第49回ボートレースオールスターより

もしくは

2-3

3号艇に周回展示の見方で挙げた良くない例が見られず、

素早くかつ、角度がしっかりと向きが変わり、停滞することなく進み出す。

いずれの場合もボートの向きと押しは必須です。

後は2号艇の壁編でも少し取り上げましたが、

2号艇が外マイに行かないということも必要です。

さらに3号邸の選手の最初の選択肢がまくり差しでなければなりません。

級別が上がるほどほとんどの選手が3コースはまくり差しを選択する様になります。

しかし、級別の下での戦いが多い選手や女子選手の一部は外マイが多い選手もいます。

これらはデータサイトなどを上手く使って想定しましょう。

舟足を確認したら

1〜3艇号艇のボートが進む角度、スピード、進み出す際の無駄の無さなどを比較し、

実際のレースになった場合をイメージして下さい。

例えば2号艇と3号艇を比較するなら、

2号艇の向きが変わって進み出す映像と、3号艇の同じ場所の映像を比べ、

「この差だと2号艇は3号艇の引き波にハマることなく先に進み出すか」

「2号艇の進み出しが悪いので3号艇の引き波にハマり、前に行かれる」

というような。

また、1号艇の引き波を越えてまくり差す3号艇がその波を越えるのに

「角度はどうか」

「進み出す強さはどうか」

など。

ボートレースのセオリーに沿って、起こり得る場面を1つずつ確認していく作業の様なものです。

今回は3号艇のまくり差しについてですが、上記の様なイメージと比較は全コースに必要です。

どんなレースもスリット隊形からターンマークを想定し、

6艇それぞれ比較を行なって、その結果出てきたものが「予想」になります。

これらを考える時間が、ボートレースの1番楽しい時間になれば良いと思います。

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